CASE STUDY事例紹介

WebサイトローカライズからOTA対応までインバウンドコンサルティングで一貫サポートインバウンドコンサルティング、翻訳サービス、サイト制作・運用、OTA対応

宿泊業・飲食店
ジャパンリゾート株式会社様

導入サービス:翻訳・ローカライズ(日→英)

ジャパンリゾート株式会社様
ジャパンリゾート株式会社様

CROCO株式会社は、ジャパンリゾート株式会社様が経営するホテル「ザ グランドウエスト 嵐山」のWebサイトやSNS運用において、Webサイトのローカライズをはじめ、日本語から英語への翻訳サービス、英語コンテンツの制作、サイト制作・運用、OTA対応(トリップアドバイザーなどを経由してホテルへ届くお客様からのお問い合わせ対応)のインバウンドコンサルティングを行いました。

また、ジャパンリゾート株式会社様が運営する他事業のサポートも行っており、バーガーレストラン「CROSS」、ホステル「THE LIMELIGHT KYOTO」においても、インバウンドコンサルティングを承っております。

CROCO株式会社のローカライズ海外事業では、ローカライズ経験豊富なコンサルタントが、外国人から見た不自然な「日本人の英語」を適切に改善するなどのローカライズ全般のサポートを行っています。

企業様プロフィール
企業名 ジャパンリゾート株式会社様
代表者 代表取締役 松下美耶氏
本社所在地 京都府京都市西京区嵐山上海道町48
主な事業内容 ホテル事業(ホテル・ホステル)/レストラン事業
Webサイト [ザ グランドウエスト 嵐山]https://www.grandwest.kyoto/
[コーポレートサイト]http://japanresort.wixsite.com/jprkyoto/

課題

  • 海外、特に欧米圏からの訪日外国人に伝わるホテルWebサイトになっておらず、インバウンド需要への対応に悩んでいた
  • OTA対応やSNS活用も含めた海外への情報発信を行うノウハウがなく、海外へ自社事業の魅力を伝えるコンテンツ制作やお客様対応をサポートしてくれる会社を探していた

期待

  • Webサイトの最適なローカライズをはじめ、OTA対応やSNS運用までローカライズの運用をトータルでサポートしてくれること
  • 海外、特に欧米圏への訴求を強化したいというミッションに対して、具体的で実効性のある施策でサポートしてもらえること
代表取締役 松下美耶氏

実効性あるコンサル施策で、インバウンド需要を捉えるWeb戦略を実現

――CROCOのインバウンドコンサルティングを導入された「ザ グランドウエスト 嵐山」についてお聞かせください。

松下氏弊社が運営するホテル「ザ グランドウエスト 嵐山」は京都の嵐山にあります。もともとはアパートだった物件をリフォームして、海外のお客様に京都や嵐山の魅力を紹介したいと考えて約2年前に開業しました。しかし、オープン1年目までは、日本国内のお客様が8割、残り2割が海外からのお客様という状況でした。
日本のお客様はどうしても滞在日数が短く、宿泊予約が週末や連休に集中する傾向が強いため、長期滞在される海外からのお客様を増やしたいと思っていました。当時、アジア圏からのお客様は一定数いらっしゃったのですが、欧米圏からのお客様比率が低く、「日本:アジア:欧米」の比率を「3:3:3」にしたい、というのが具体的な目標でした。

――インバウンドコンサルティングはどのような効果がありましたか?

松下氏オープンから1年経過後、CROCOさんにコンサルティングをしてもらうことになりました。
ホテルのWebサイトに掲載する英語コンテンツの改善をはじめとするローカライズ、インバウンドコンサルティングをお願いしたのですが、その結果、約1年経った今春には欧米からのお客様が増えた実感がありました。当初8割だった日本国内のお客様比率が徐々に下がり、海外からのお客様比率が確実に増えています。
CROCOさんのコンサルティングは、実際の現場で導入可能な施策提案をしてくれるので、ステップバイステップで成長し続けられて手応えもあります。何より、最初に徹底的なヒアリングをしてくださったお陰で、「弊社が目指すところ」や「大切にしているコンセプト」を共有いただけているという信頼感が抱けました。これからもCROCOさんのサポートを活かして、一層のサービス拡充を図っていきます。

単なる翻訳ではない、心に響くローカライズの重要性を実感

――海外向けにはさまざまな業務がありますが、「ザ グランドウエスト 嵐山」のWebサイト運営体制についてお聞かせください。

松下氏「ザ グランドウエスト 嵐山」のWebサイトは社員のみで運営していますが、OTAサイトはアルバイトスタッフを含め全員で対応しています。特に海外の大手OTAを通じた問い合わせやキャンペーン企画などでは、CROCOさんにサポートをお願いしていて大変助かっています。
もともとホテルのWebサイトの英語コンテンツは、いわゆる「直訳英語」になっていました。コンサルティングを受けて、海外のお客様が本当に知りたい情報を提供できていなかったり、伝わる内容になっていたことが分かりました。運営スタッフが同じ手をかけるにしても、単なる翻訳や「直訳英語」ではない、ローカライズ施策を実現することの重要性に気づかされました。

――ローカライズのポイントは例えばどのような点にありますか?

松下氏そうですね。同じテーマのキャンペーン企画でも、国内のお客様を想定したものと海外のお客様対象では、発想や視点をガラッと変えなくてはならないことを知りました。コンサルティングでご提案いただいた施策を実践してみて実感したポイントです。
Webサイトはまだ段階的に改修を進めているところですが、少しずつブラッシュアップしていく予定です。

日本人には真似できない、ネイティブだからこその提案力

――CROCOのサービスを導入される際、どのようなことを期待されましたか?

松下氏最初は、コンサルティングをお願いするだけで希望していた欧米圏からのお客様がすぐにどっと増えるんだろう(笑)と簡単に思っていました。
しかし、先にもお話した通り、そもそも海外のお客様へきちんと伝わる情報発信ができていなかったことが私達の課題だったのです。弊社がやっていた「直訳英語」でのサービス案内では、伝えたいことが海外へきちんと届いていなかったのです。

――本来、海外へ発信したかった情報とはどのようなものだったのでしょうか?

松下氏嵐山は京都のセントラルに近い場所にあり、バンブーフォレスト(竹林)や紅葉の名所など観光スポットがたくさんあります。少し足をのばせば、自然豊かで、静かな、日本の素顔の暮らしを身近に感じられる場所です。そのため、お客様にとって単なる「京都観光の拠点」という存在になるのではなく、ホッとくつろげる我が家のような落ち着く居場所をご提供したいと思っています。
こうしたホテルのコンセプトも、目立つ観光スポットや特別なサービスをするのではなく、日常の暮らしや町並み、空気感にこそ嵐山の魅力を感じてもらえるのだということを、アドバイスをもらって改めて気づきました。
ローカライズ経験豊富なCROCOさんのコンサルタントは、私達日本人がどうやっても真似できない、外国文化や精神に基づいた視点でコンサルしてくださるので、欠かせない重要なビジネスパートナーとなっています。

YouTubeやSNSでも。嵐山の魅力をさらに海外へ発信

――CROCOのインバウンドコンサルティングの中でも、どのような点を最もご評価いただいていますか?

松下氏何より評価させていただいているのは、現場を大事にしてくださることです。いくら理想の絵を描いてくださっても、実際の現場に導入できなければ文字通り絵に描いた餅。まったく意味がないんです
CROCOさんのコンサルティングは、施策を現場に落とし込むところまで丁寧に考えてくださいます。また、急激な変革を求めるのではなく、今いる現場スタッフがすぐに取り組める施策をご提案いただけるので、順番にステップを踏んで進めることができました。ちょうど1年前に「こうできればいいね」と言っていたことも、ちょうど今、形に出来上がってきているところです。

――現在の課題はどのようなものでしょうか?

松下氏コンテンツ制作の点で言えば、Webサイトの強化をさらに図りたいと考えています。YouTubeやSNSなどで発信するコンテンツ制作に着手しているところです。
欧米圏のインターネット上で影響力のある人に登場してもらうなど伝え方を工夫すると同時に、日本人が勝手に考える「京都の良いところ」ではなく、実際に京都を訪れる外国人に共感いただける「伝わるコンテンツづくり」を進めて、嵐山の魅力を発信していきたいと考えています。
コツコツと良いコンテンツをつくり、継続していくことがとても重要だということもコンサルティングの中で教えていただきました。

――後に今後のローカライズのビジョンと、CROCOへのご要望をお聞かせください

松下氏海外のOTA活用やインターネットでの情報発信はとても重要です。ただ、伝えたいことをこちらの勝手な思い込みで一生懸命伝えようとしても、無駄な努力になってしまいます。CROCOさんのサービスを引き続き活用させていただき、信頼できるコンサルタントの感性や視点を活かした情報発信にさらに力を入れていきます。
そういう点で、これからも自社スタッフのような感覚でCROCOさんを信頼していますし、さらに知恵と力を貸していただくサポートに期待しています。
「ローカライズは単なる言語の翻訳だけではない」という大切な考え方に気づかせていただいたことに感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします。

※本ページの内容は2019年6月6日時点のものです。

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