導入サービス:コンサルティング(SEO内部改修、SEOコンテンツ制作)
『SEI SHOP』(セイショップ)様は、1978年創業の株式会社セイエンタプライズ様が運営する防災用品のセレクトショップです。自社開発の災害用備蓄食(非常食)『サバイバル(R)フーズ』をはじめとする防災用品を、官公庁や医療機関、大手企業、個人のお客様などへ販売しています。
インターネット通販事業は、2001年、大手インターネットショッピングモールへの出店を開始。その後、大手カタログ通販会社とのEC出店契約を経て、2009年には直営ECサイトへと運営を移行して現在に至ります。
『SEI SHOP』では、集客と売上向上を図るため、複数のSEOコンサルタント会社へ依頼してSEO対策に取り組んできましたが、「どの会社へ依頼しても、そこそこの結果は出る。ただ、どこへ依頼しても変わらない」という印象や成果の見えづらさを感じるようになりました。
そこで、複数社が参加するコンペを開催。今後さらに拡大すると予想されるインターネット通販市場において、『SEI SHOP』が売上を伸ばしていくためのアプローチ手法やSEO対策について検討する中で、CROCOを選んでいただきました。
企業名 | 株式会社セイエンタプライズ様 |
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代表者 | 代表取締役 平井雅也氏 |
本社所在地 | 東京都千代田区九段南4-7-16 |
主な事業内容 | サバイバルRフーズの製造卸販売、防災用品およびサービスの企画・開発・製造販売 |
Webサイト | ECサイト『SEI SHOP』(セイショップ)https://www.seishop.jp/ |
約37万ページビュー
(366,939PV)
約646.9%
CROCOではSEO対策の最新トレンドに基づくサイト分析を実施し、サイト内部施策、リスティング広告のランディングページ改善、コンテンツSEOによる記事制作を行いました。
その結果、着手から3、4か月後にサイトアクセス数の増加傾向が見られるようになり、コンバージョン(売上)の増加へとつながりました。
今回、株式会社セイエンタプライズの取締役/総合プロデューサー平井敬也様に、CROCOへ依頼した理由や実感した効果などについてお話を伺いました。
――これまでのサイト運営が抱えていた課題はどのようなものでしたか?
当社では2001年にインターネット通販事業を立ち上げ、『SEI SHOP』のSEO対策は2005、6年ごろから始めました。
これまで4、5社ほど切り替えてはきましたが、外部のSEOコンサルタント会社へ依頼して、何かしらの施策をすればそこそこの結果が出ていたので、それを続けてきた感じです。
ただ、そうした中で、「SEO対策をしてみたはいいけれど、その効果がSEOコンサルタント会社のおかげなのか、自分たちの販促努力の結果なのか見えにくい」と感じることもありました。アクセスや売上は上昇してきたけれど、何をもって成果が出たのか、費用対効果が目に見えて分かるという状況ではありませんでした。
そのため、結局どのSEOコンサルタント会社へ頼んでも「それなりの費用で何かをやれば、そこそこの結果が出て、どこへ依頼しても結果は変わらない」という考えを持っていました。
――CROCOと契約をした経緯と理由を教えてください。
当社の経営戦略を新しくするタイミングで、インターネット通販事業の拡大が今後どのくらい見込めるのか、改めて戦略を立てるために、5、6社に声をかけてコンペを実施しました。具体的に、費用をいくらかけると効果がどのくらい見込めるのか。各社のご提案を1か月かけて検討しました。
そのコンペにCROCOさんにも参加してもらったのですが、他社と比べて明らかな差がありました。
サイト分析、分析に基づく対策、取り組み期間などを盛り込んだ調査レポートは、とてもしっかりしていたんです。売上成果に対してどのようにアプローチするのか、分析ノウハウを持っていた会社はCROCOさんだけでした
――他社との違いは、具体的にどのような点に表れていましたか?
他社の例を挙げると、分析とプランニングが、どのサイトでも言えるような一般知識のレポートになっていて、実際に『SEI SHOP』で売上を上げていくための分析が抜けている会社もありました。
これまでに依頼した会社の中には、SEO対策で「何位になります」ということだけを言う会社もありました。
その点、CROCOさんからの提案は、検索結果の上位表示を目的化するのではなく、その先にある「売上を向上させる」という本来の成果へ向けた分析が、しっかりと盛り込まれていました。その分、契約金額は他社と比べて高かったのですが(笑)、契約することにしました。
――実際にCROCOへ依頼してみて感じた効果や印象はどうでしたか?
これまで数社へ依頼をしてきて「SEO対策は、どの会社へ依頼しても同じ」と思っていたのですが、CROCOさんからの提案を受けて、できる会社と、そうではない会社に差があることが分かりました。だから、とにかく、びっくりしました。
丁寧なプレゼンにはじまり、プレゼンに沿った取り組みで一定の結果が出ていて満足しています。
SEO対策は、何のためにやるのかという目的は明確ですが、そこに至るまでが難しいものだと思います。
例えば、営業担当者が契約をとるまでは担当して、実作業に切り替わったら「私は営業なので関係ないです」というスタンスの会社もあります。クライアントの立場からすると、契約に至るまでのコミュニケーションがゼロに戻ってしまって、また別の新しい作業担当者へ依頼意図を伝える手間が発生してしまいます。
――WEBコンサルティングやSEO対策についてはいかがですか?
定期的な解析レポートを出してもらう場合でも、「検索結果の順位が何位になりました」という視点でのアプローチしかない会社もあります。そうなると「今回は何位だった?」ということに一喜一憂するだけになり、それがどのように売上成果につながるのかを見失いがちです。
経営観点で言えば、SEO対策で「検索結果の順位が1位になったから万歳!」ではなく、見込客が増えて、それが売上につながるという成果が本来の目的です。
CROCOさんは、SEO分析に基づいて、ロングテールのキーワードで獲得できるパイを増やして、最終的な目標のCVを上げるというノウハウを持っています。これまでの他社には、そうした成果をもたらしてくれる実感が抱けなかったです。
――もしCROCOを他社へ紹介するとしたら、どのような会社へおすすめしますか?
良いSEO会社は内緒にしておきたいというのが本音です(笑)。
自社でECサイトを運営していて、ある程度の売上規模を持っているものの、今、伸び悩んでいる会社さんにおすすめです。
中堅どころの通販サイトは、どこもSEO対策やネット広告などはひと通りやっていると思いますが、もう一段上の、レベルの高い売上規模のECサイトを目指したいはずです。
「SEO対策なんて、どの会社も同じだよ」という感覚を持っている会社さんは、CROCOさんのオリジナリティの高い分析ノウハウに触れれば、「本来のSEO対策ってこういうものだよな」と、目からウロコが落ちるのではないでしょうか。
WEBサイトのマーケティング施策というと、広告予算を増やしたり、SNS運用を始めたり、内製リソースを増やしたり、あるいはサイトリニューアルといった提案はよく出てきます。しかし、「それよりも前に何かできることはあるの?もう無いだろうな…」という考えを覆して、今までにない選択肢を示してくれたのがCROCOさんです。
SEO対策などのコンサルティングで、サイトの底上げをする手伝いをしてくれること。「まだやれることがあるよ」という方向性を示してくれるノウハウやツールを持っているのがCROCOさんですね。
――現在もWEBコンサルティングをご継続いただいていますが、今後の展望についてお聞かせください。
これまで、『SEI SHOP』を立ち上げてブランディングを行い、防災専門店としての地位を築いてくることができました。今後は『SEI SHOP』ブランドをさらに広げてフランチャイズ展開したり、通販の売上規模を1ケタ上げたり、そんな夢を抱いています。
サイトのポテンシャルはまだまだ引き出せると考えていますので、それを信じて取り組んでいきたいです。
セイエンタプライズ様は、「防災」や「非常食」という言葉が今ほど世の中に浸透していない時代に備蓄食(非常食)を自社開発され、40年以上にわたって防災用品を販売している防災専門店様です。
全国の官公庁や大手企業などとの豊富な取引が物語っているように、長年、培われてきたご実績とブランドパワーは業界内で高い信頼を得ています。
今回ご相談を受けたCROCOの役割は、頭打ちと思われていたECサイトのポテンシャルを引き出すWEBコンサルティングと、コンバージョン(売上)を最大化する施策を実現することでした。
具体的な施策のポイントは、大きく分けて次の4点です。
こうした取り組みの結果、効果が出始めるまで3、4か月を要しましたが、昨今の防災意識の高まりも追い風となり、集客と商品売上に寄与することができました。この成果を足がかりとして、さらなる施策を進めているところです。
※本ページの内容は2020年9月3日時点のものです。
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