導入サービス:インタビュー記事制作
株式会社PR Tableは、「talentbook」を中核サービスとして展開しています。「talentbook」は、「働く人」から企業の魅力を伝える広報・PR支援サービスです。企業の広報担当者が抱えるコンテンツの「つくる・届ける・分析する」課題を解決。働く一人ひとりのストーリーが企業の求心力につながると捉え、企業のカルチャーを人の想いとともに届けています。導入企業数は累計1,000社以上です。
CROCOでは、株式会社PR Table様が展開する「talentbook」のコンテンツをスピーディに公開し、より魅力的なサービス展開を行うために記事制作を行いました。
今回、株式会社PR Tableのコンテンツディレクター・利根川 舞様と辻 真貴子様に、CROCOに依頼した理由や実感した効果などについてお話を伺いました。
企業名 | 株式会社PR Table様 |
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代表者 | 代表取締役社長 大堀 海氏 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町4-8-1 ザモックアップ麹町312 |
主な事業内容 | 「働く人」から企業の魅力を伝える広報・PR支援サービス |
Webサイト | タレントの声を聴き、学ぼう。「talentbook」https://www.talent-book.jp/ |
――貴社全体の事業概要について、またtalentbook(タレントブック)とはどのようなサービスであるかをお聞かせください。
コンテンツディレクター:利根川 舞様
PR Tableのビジョンは、「働く人の笑顔が“連鎖する”世界をつくる」。個人の価値観や働き方が多様化している中、あらゆる企業が一人ひとりと向き合い、サステナブルな関係性でいられることが大切だと考えています。そして、ビジョン実現のための掲げているミッションが、「笑顔が生まれる”きっかけ”を増やす」こと。この“きっかけ”をつくる一つの手段として、「talentbook」を展開しています。
クライアント企業様のニーズは、採用広報や理念浸透、イノベーション、働きがいの実現など実にさまざま。そんな中で、企業の情報発信(≒PR活動)における「企画の難しさ」「ノウハウ不足」「継続できない」といった課題を解決するのが「talentbook」なのです。
また、セミナーも精力的に実施しています。規模は大小ありますが、そのひとつがオンラインイベント「re:Culture」(リ・カルチャー)。SDGsの取り組みやD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)、働きがいや企業文化醸成の取り組みを行っている企業様に登壇いただき、実際の取り組みなどをお話しいただいています。リピーターになってくださる視聴者の方も多いですね。
――弊社にお声がけいただく以前に、どのような課題があったのか。また、どのような目標・目的があったのか?といったことをお聞きしたいです。
「talentbook」でクライアント企業様が情報発信をする場合、2つのパターンがありました。1つは、クライアント企業様ご自身がコンテンツを作って掲載するパターン、もう1つは弊社が取材をさせていただき、初稿作成まで行うパターンです。その中間、3つ目の方法として、クライアント企業様にも編集していただく前提で、弊社が取材と文字起こしを行うサービスを始めたところ、ご要望もスケールも非常に大きくなっていきました。
しかし、文字起こしをお渡ししただけでは、クライアント企業様のほうでコンテンツの執筆を行うのはなかなか難しいのも現実。執筆ができないと1本作り上げるまでに非常に時間がかかってしまい、公開できない、公開までに非常に時間がかかってしまってタイミングを逸するというケースも少なくありませんでした。
そこで、執筆や編集も弊社が担当することでスムーズに情報発信をしていただけるサービスを提供するに至りました。しかし、月当たりの本数も増えてきたことで、弊社内では仕組みそのものを整えるなど他のことにより注力したほうがいいと考え、一部の企業様の文字起こしや原稿執筆のアウトソーシングを決めました。
――弊社とご契約いただいた理由、契約の決め手となったところをお聞かせください。
コンテンツディレクター:辻 真貴子様
実は、利根川が以前勤めていた企業で、CROCOさんに調査記事を制作していただいたことがあるのです。その際に、「柔軟に動いてくれる」という印象を持ちました。
また、弊社にとってはコンテンツ執筆の部分をアウトソーシングすること自体がチャレンジングな取り組みだったので、ミニマムから始めたいと考えていました。CROCOさんの場合、ライターさんや編集者さんのチーム形成もスピーディ、かつミニマムから対応いただけるということが嬉しいポイントでした。
柔軟に動いていただけるだろうという期待と、ミニマムから対応していただけること。この2点がCROCOさんに依頼する決め手でした。
――実際にCROCOへ依頼してみて感じた効果や印象についてお聞かせください。
「talentbook」は、「働く人」を軸に企業の魅力を伝える広報・PR支援サービスですから、扱うコンテンツが特殊です。これが他のメディアと大きく違う難しさなので、まずそこをご理解いただき、プロダクトを一緒の目線で考えていただくことが重要でした。
この点について、定期的なミーティングの機会を作っていただき、記事のフィードバックや意見交換を活発に行うことでどんどん改善できたのが良かったですね。まるで弊社の社員かなと思うくらいに「talentbook」らしさを理解して共感していただきながらコンテンツ制作が実現できています。
情報発信のハードルが下がり、コンスタントに発信してくださるクライアント企業様も増えましたし、コンテンツ制作や制作支援体制に満足しているという評価もいただいています。実際に、本数や公開までのサイクルが短くなっているという体感もありますね。
PRの力で関わる人を幸せにしていくのが「talentbook」の使命ですが、そうした幸せや笑顔を生めるようになってきているのではないかと。今後も、「talentbook」をステークホルダーとの関係構築のためによりご活用いただけるようにしていきたいですね。
――もしCROCOを他社へ紹介するとしたら、どのような会社へおすすめしますか?
例えば、ある程度走り出してはいるけれども、もう一段ドライブをかけたいな、次のフェーズに進みたいな、という企業さんにおすすめだと思います。理由は、「それはできません」というのではなく、まずは要望を受け止めてくださって、実現できる方法を一緒に考えてくださるからです。
単に要望に合った体制や量産できる仕組みを作ってもらえることにとどまらず、一緒に走っていただける機動力、サービスの魅力を引き出しながら柔軟に対応していただけるところがCROCOさんの強みではないかと感じています。
――貴社の今後の取り組みやビジョンについてお聞かせください。
直近では、「talentbook」をもっとメディア化していきたいと考えています。いろいろな企業やタレント(社員)さんがいることをもっと多くの人に認知してもらい、何かのきっかけになってほしいと思うのです。そのためには、知名度を上げ、サイトに人を集めることが急務です。
企業のカルチャー浸透度や広報の成果は目に見えにくいですよね。「見える化」が難しく、KPIも立てづらいのが現状だからこそ、そこを変えていかなければいけません。そのために、制作のご支援だけでなく、プロダクトの機能もどんどんアップデートしていきたいと考えています。
これまでも、個々の企業で取り組みはありましたが、社会全体としては正直なところまだまだです。企業カルチャーや個々人の想いを発信するプラットフォームとして、また大きな仕組みづくりに「talentbook」が寄与するところは大きいのではないかと考えています。まずは情報発信の担当者を笑顔にして、その方々が現場にいる「働く人」たちを幸せにして──と、どんどん笑顔・幸せの輪が広がっていく世界を目指していきたいですね。
「talentbook」は、企業の広報の新しいカタチを提供するサービス。だからこそ、タイムリーなコンテンツ制作、発信が不可欠です。また、「働く人」を通して情報発信するからこそ、各コンテンツにはその人、そして企業の「想い」が込められていなければなりません。熱量のこもったコンテンツを最適なタイミングで公開するために、コンテンツ制作工程のギアを上げる必要がありました。そこで、課題となっていたのが機動力と柔軟性だったのです。
今回ご相談を受けたCROCOの役割は、「talentbook」というサービスの理念や本質をつかみ、質の高いコンテンツをコンスタントに、タイムリーに制作すること。機動力を駆使しながら、ご要望に柔軟にマッチするコンテンツ制作を行ってきました。今後も「talentbook」が目指す「働く人の笑顔が”連鎖する“世界をつくる」を体現していくべく、サービス展開のスピードに合わせて施策の実現を進めていきます。
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