CASE STUDY事例紹介

【tami-co成功事例】3ヶ月対比でPVが160%増加!20記事中19記事が検索上位にランクイン

IT・情報通信
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド様

導入サービス:tami-co(たみこ)

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド様

投資家向け情報サイトの運営のほか、金融機関向けに株価推移や取引動向などのソリューションサービスを提供している株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド様。

2006年の設立当初から、「MINKABU(みんかぶ)」や「Kabutan(株探)」など、さまざまなメディア運営をされてきた同社では新たに、生活に役立つ資産運用情報サイト「MINKABU Choice(みんかぶチョイス)」を2020年に立ち上げられました。同サイトでは、CROCOが提供するSEO記事作成支援ツール「tami-co」を使ったコンテンツ制作を行い、高い成果をあげられているといいます。

今回は、同社のメディア担当者にインタビューを行い、tami-coの活用方法から導入後の効果などについて伺いました。

企業様プロフィール
企業名 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド様
代表者 代表取締役社長 兼 CEO/CFO 瓜生 憲氏
本社所在地 東京都千代田区九段北1-8-10
主な事業内容 ・メディア事業・ソリューション事業
Webサイト https://minkabu.co.jp/

インタビュイー

石井様
石井様

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドでインターン経験を2年積み、現在は正社員としてFX、仮想通貨、CFD、資産運用など金融カテゴリーのSEO対策を担当中。Googleアルゴリズムの仮説検証が得意。

tami-coを導入いただいた経緯

石井様

石井様「MINKABU Choice」ではこれまで、別のSEOツールを使って記事作成に必要な情報を抽出していました。といっても、そうした情報を一括で得られるツールの存在を知らなかったため、当初はターゲットキーワードや関連ワード・サジェストキーワードを調べるツール、再検索キーワードを調査するツール、競合分析を行うツールというように、複数のツールを併用していました。

使用していたツールのなかには、関連ワードとそのキーワードボリュームがバブルチャートで表示されるものがありました。ただ、そのバブルチャートから何かしらの検索意図を読み取れたとしても、その意図を記事構成に落とし込む際にはユーザー像を勘で推し量ることしかできず、結果的に定性的な調査になってしまっていました。

「Aという検索意図があるから、きっとBというユーザーがいて、それならCという構成でコンテンツを作ろうかな」というように、感覚値や経験値に頼る部分が大きく、属人性が高くなってしまっていたんです。そのため、業務として社内全体にノウハウ化して使えていなという問題点がありました。また、属人性が強いがゆえに、成果にもバラつきがうまれてしまい、いくら多くの記事を作っても検索上位を取れるものは半数で、勝率5割という結果でしたね。

そうした問題点や、複数のツールを駆使することで増えてしまった工数をどうにかできないかと考えていたときに、tami-coの存在を知りました。無料のお試し期間があったのでさっそく使ってみたところ、これまでさまざまなツールを使って調べてきたものを一括で調べられ、業務の効率化になると実感したため本格導入を決めました。tami-coは分析できる幅が広く、関連キーワードの調査はもちろん、競合分析や共起語・再検索ワードも調べられ、記事設計に必要な客観的情報をすべて得られる「オールインワンSEOツール」だと実感しましたね。

tami-coの活用方法

石井様

石井様当社では、サイト設計の段階からtami-coを使っています。特に、カテゴリー設計の際に力を発揮してくれていますね。例えば、「資産運用」というカテゴリーを作る際にはまず、「資産運用」というキーワードの分析をtami-coで行います。すると、関連キーワードやサジェストキーワードを調べられるので、資産運用のカテゴリーで順位を取らなくてはいけないキーワードにはどんなものがあるのかを知ることができます。その個々のキーワードについてさらにtami-coで分析を行い、一つ一つの記事に落とし込んでいくという使い方をしています。

もちろん、記事構成案を作成する際にもtami-coを活用しています。記事の構成案を作成する際にはまず、キーワードの検索結果を検索エンジン上で確かめてからtami-coで分析します。

具体的に、「検索ボリューム」というキーワードで記事を作成した際の流れを説明していきます。

「検索ボリューム」で検索するユーザーが知りたいことは「検索ボリュームとは」なのか、「検索ボリュームの調べ方」なのか、求めるゴールが曖昧であることがわかります。そこでまず、「検索ボリューム」というキーワードで検索するユーザー像やユーザーの意図を予測したんです。私としては、ユーザー像はブロガーかSEO担当者だろうなと予測を立てました。その上で、tami-coで分析をかけてサマリ画面をみると、タイトルに「調べ方」と入っている記事が上位にあることがわかりました。この時点で、「検索ボリュームの調べ方」に多くのアクアセスが発生しているという傾向が見て取れるはずです。

tami-co

自身の予測と分析結果のサマリ画面をすり合わせたら、次に「ユーザーの検索ニーズ」画面を確認します。ここでは、上位記事は本当に「調べ方」一点張りなのか、ほかにも複合的にアクセスを集めているキーワードがないかをチェックします。

tami-co

グラフ右側にあるキーワードは検索ボリュームの多い順に並んでいます。上から確認してみると、「調べ方」はもちろん、「ツール」や「とは」などのキーワードも多くのアクセスがあることがわかります。そのため、「調べ方」「ツール」に対する回答のほか、「とは」に対する答えも記事に盛り込む必要があると見て取れるんですが、「検索ボリュームとは」の答えをただ提示するだけでは目新しい情報がないですよね。そこで、WEBマーケティングの世界では、検索ボリュームはビッグワード・ミドルワード・スモールワードの3種類に分けられるという情報を与え、そもそもなぜ検索ボリュームを調べたいのかという目的を明確にしてもらったあとに、検索ボリュームを調べられるツールの紹介と選び方を提示する記事を作成するという、ざっくりとしたを流れを構築していきました。

tami-co

また、「ユーザーの検索ニーズ」と並行して、「競合の順位獲得KWD一覧」もチェックします。「想定アクセス数」のタブから、1位につけている競合サイトは、どのキーワードで多くの流入を得ているかを、ソート機能を使って確認します。するとやはり、「調べ方」「ツール」「無料」などのキーワードが上位にきており、「無料で検索ボリュームを調べられるツール」が知りたいというニーズがあることがわかります。

この工程を1位の競合サイトだけではなく、2位3位と順に行っていくのですが、その過程で「検索ボリュームの調べ方」を求めるユーザーには、大きく2つの目的があることが予測できました。大規模サイトの運営者がPV数を1万伸ばすために、検索ボリュームの大きいKWDが知りたいというニーズと、個人ブログや趣味の範囲で運営しているサイトにおいて、検索ボリュームだけさくっと知りたいというニーズの2つです。

このように、異なる目的があることがわかったので、記事に落とし込む際は「検索ボリュームを調べられるツールの選び方◯選」というありきたりな構成にするより、目的別にツールを提示してあげるのがベストだなと思ったんです。

ここからは持論も入ってきますが、作成した記事を読んでくれた人に対して、無謀な挑戦はしてほしくないなという思いがありまして、現実的に取り入れられる要素を組みこんだ啓蒙的なコンテンツにしたいと思っているんです。ユーザーの役に立つコンテンツを提供するとなると、必然的にそうなりますよね。

月間1000PV程度のサイトが、検索ボリューム1万を超えるビッグキーワードで一生懸命コンテンツを作っても、おそらくすぐには上位に上がってこないという事実を記事のなかでしっかり伝えたり、自社サイトの力(ドメインパワー)とキーワードの検索ボリュームがマッチしているかどうかの判断はとても大事であることを伝えたりするような記事にしようと考えました。また、具体的なおすすめツールを紹介する際にも、単に羅列するだけじゃなく、選定基準を設けて紹介することで、客観的事実に基づいたおすすめツールだという説得力のある記事に作りあげていきました。

このように、タイトルや見出しなどの構成(コンテンツの箱)部分はtami-coを使って抽出し、Googleの評価が得られる枠組みを作り上げていきます。その後の中身についても、共起語や再検索ワードを確認しつつ、記事内に入れてデメリットがないものは盛り込んで推敲してといったかたちで、記事を作り上げていっていますね。

tami-co活用後の効果・手応え

石井様

石井様tami-coを使う前と後では、パフォーマンスに明らかな違いがでました。属人的だった構成案の作成業務が標準化され、記事を20本作成すれば19本は上位にランクインするようになり、打率9割以上を担保できるようになりました。

当社は、株や通貨のジャンルであればドメインの力で上位を取れていたのですが、収益性の高いキーワードでは順位を取れていないという問題を抱えていました。しかし、tami-coを使ってきちんとニーズを深掘りし、チーム全体で「掘りきれるまで掘る!」をモットーに記事作成を続けていたら、近年話題の通貨系のキーワードで1位を席巻するまでに至ったんです。おかげで平均掲載順位も上がり、検索結果の1ページ目に表示されない記事はないと言っても過言ではない状態まで、成果を挙げることができました。

tami-coを使った感想

石井様

石井様わかりやすいUIは、tami-coの好きなポイントのひとつです。特に、サマリ画面は直感的にわかりやすく、初心者でも情報をキャッチしやすいと思います。

tami-co

また、tami-coはカテゴリーの設計時や記事の設計時に活用できるツールですが、記事設計後の検索意図の変化を追いやすい点も重宝している理由のひとつです。ニュース性の強いKWDは時間の経過とともに順位が変わりやすいため、月ごとに分析を行うことで、掲載順位が上下した原因を突き止められたり、コンテンツの質を精査したりする機会につなげられます。

結局Googleは、何かしらの評価軸をもとに結果を導いているだけのアルゴリズムなんですよね。面白みがないと言ってしまえばそれまでですが、そのなかでも「どうしてこのドメインだけ強いんだろう」というような、何か腑に落ちないものを見つけたときは、自分で仮説を立てて、tami-coで検証して、正体を暴いていくんです。そうやって、なぜ上位がとれているのかを暴き、納得できたときが、tami-coを使っていくなかで最高に楽しい瞬間ですね。

tami-coはどのような企業におすすめ?

石井様

石井様簡単に言うと、「なんとなくSEOに取り組んでいる人や企業」に向いているツールではないでしょうか。SEOに取り組んでいる企業のなかには、コンサルタントをつけてノウハウを内製化し、チーム全員が一線で活躍しているような企業があれば、Googleに関する前提知識が担当者ごとにバラバラで、検索上位をとれる記事もあれば順位がまったく上がらないような記事制作をしている企業もあると思います。

tami-coは、属人性を排除して、誰もが80点以上の記事を作ることができるツールです。担当者ごとに成果が大きくバラつくようなサイト運営をしている会社でtami-coを導入すれば、限りなく正解に近いデータを得つつ、記事構成を作っていくことができるのではないでしょうか。

また、「見出し作成補助機能」や「タイトル作成補助機能」を使えば、自分が作成したタイトルや見出しがAIから見て適しているのかそうでないのかという壁打ちもできます。最終的には、ツールの使い方を社内マニュアルなどで踏襲しておけば、全員が合格点をとれるツールになり得るのかなと思います。

私が考えるSEOの一番のデメリットは、正解や方向性がわからないまま手探りで進めるストレスだと思っています。同じようなストレスを抱える企業や担当者がいれば、ぜひtami-co導入をおすすめしたいですね。

今後の展望

石井様ありがたいことに、現在一つ一つの記事単位でみればおおむね検索上位を取れており、流入数も多いため、良い成果を挙げられていると思います。しかし、指名検索には至っていないのが課題です。「投資や資産形成のことなら『MINKABU Choice』だよね」というように、「MINKABU Choice」という名前がGOクエリになるよう、指名検索を伸ばすことを目標にしていきたいと思っています。

そのためには、今後もtami-coを駆使して多くのキーワードで上位を獲得し、自然検索結果上での露出を増やすことで、ウェブ上のブランディングを行っていく必要があると考えています。

tami-coについて

『tami-co(たみこ)』は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」作成をサポートするツールです。作成する記事のトピックにあたるキーワードを入力するだけで、コンテンツマーケティングにおいて必要な情報の調査・分析ができます。
世の中のトレンドや需要に応じたコンテンツ作成ができるためメルマガやSNS、ブログ、SEO対策などコンテンツの用途を問わず役立つツールです。

https://tami-co.biz-samurai.com/

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