導入サービス:tami-co(たみこ)
デジタルマーケティングを駆使してクライアント企業のビジネスの課題解決を図る事業を展開する株式会社REPLUS様。Webコンテンツの制作やマーケティング、コンサルティングなどを手掛けています。
今回は、Webページでのコンテンツ制作など業務にtami-coを活用した成果などについて、REPLUSの藤嶋様にお話を伺いました。
企業名 | 株式会社REPLUS様 |
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代表者 | 代表取締役 守山 慧 氏 |
本社所在地 | 京都市下京区西七条掛越町60 菱ビル202A |
主な事業内容 | コンテンツマーケティング戦略・運用支援、コンテンツ企画制作・取材、オウンドメディア構築・運用支援、コンサルティング |
Webサイト | https://www.replus-inc.jp/ |
――tami-coを導入した背景をお聞かせください。
藤嶋様記事の構成案の作成時間を短縮するためにtami-coを導入しました。
当社のコンテンツ制作業務には、記事構成案の作成、外注記事のチェック、編集、サイトへのアップなどの作業があります。中でも、特に時間がかかるのが、構成案の作成です。tami-co導入前は、テキストマイニングなどの無料ツールを組み合わせて構成案を作成していました。しかし、複数のツールを組み合わせるとどうしても調査工数が多くなってしまい、構成案1本につき2時間ぐらいかかっていたのです。もちろん、調査工数を減らせば作成時間を短くできますが、当社では記事の品質にこだわりを持っているため工数削減により品質に影響が出てしまうのではという懸念が払拭できず、思うように効率化できていませんでした。
こうした課題を解決する方法を模索していた際にtami-coの存在を知り、求めていたツールに近いと感じたため、導入に至りました。
――tami-co導入後、期待していた効果は得られましたでしょうか。
藤嶋様はい。期待通りでした。具体的には「どういうキーワードを盛り込むか」といったことに関するデータ収集や、プランニングにかかる時間が30分以上短縮されましたから。
構成案は記事のクオリティに関わる部分です。記事の構成が検索意図と違う方向性ですと、どれだけ良い文章を書いたとしても、上位表示される確率は低くなります。そのため、構成案は丁寧に作成しなければなりません。
また、構成案を作成する際には、検索上位サイトの流れを真似るだけでなく、記事に独自性を持たせることも上位表示でのポイントです。しかし、記事に対する専門知識を持っているわけではなく、当社では独自性の高い記事を作成するために関連するキーワードを集め、そのキーワードをヒントに検索意図を考察してきました。
主にサジェストキーワードなどをヒントに、検索意図を満たすキーワードを構成に追加してみるなど試行錯誤を繰り返しながら作成していたのですが、これといった正解がないので難航することも多かったのが正直なところです。検索意図を深堀し、考察したものをまた深堀する。インターネットの海を泳ぐような感覚で、なかなか手ごたえが得られませんでした。
こうした課題を解決してくれたのがtami-coです。競合の順位取得KWD一覧を利用することで、キーワードを集める作業が必要なくなりました。
最も大きい変化は、tami-coによって必要なキーワードとそうでないキーワードを選別できるようになったことです。
加えて、tami-coでは再検索されているキーワードを確認できる機能があり、検索上位サイトが満たしていないニーズに該当するキーワードがわかるのもポイントです。上手く使用することで上位サイトにない情報や不足コンテンツをスムーズに拾えるようになりました。
そのため、記事に必要なキーワードを押さえつつ、さらに独自性を持たせるキーワードを簡単に導き出せるようになった点は、クオリティと作業スピード向上に繋がり、大きな成果が得られていると感じています。
ただし、キーワードによってはユーザーニーズの変化によって、既存記事の順位が下がることもあるので、いわゆる「トレンド」に合わせて改修する必要もあります。
tami-coは、そういった既存記事のリライト作業でも活躍しています。特に役に立っているのが、「見出し作成補助機能」。不足しているキーワードが一目で確認できるので、追加の見出しを考える際に非常に役立っています。
――御社は記事の品質に強いこだわりを持っているように感じたのですが、何か理由がございますでしょうか。
藤嶋様当社が品質にこだわっている理由は、SEOのルールがアップデートされても順位を維持するためには、クオリティの担保されたコンテンツを制作することが重要だと考えているからです。そうすればアップデートのたびに大幅に改修する必要もなくなると思いますので。
――では、御社がクオリティを担保するために意識されているポイントがあれば教えていただきたいです。
藤嶋様品質の高いコンテンツを作るポイントとして、ユーザーの視点に立つことが挙げられます。主観で構わないので、「このキーワードならこれが知りたい」「こういう情報があればいいな」といった検索意図を重視して制作していくと、自分だけでなくユーザーの疑問に答えてくれる記事が制作できます。
一方、「どういう記事が上位にきているか」といった傾向をチェックする作業も重要です。自分では「要らない」と思っていた情報が検索上位のサイトに入っていることもありますから。上位に表示されている複数のサイトの中で「この情報は必ず入っている」という要素があれば、記事に加えるケースも多いですね。
つまり、主観をもとにしたユーザー視点を持つこと、そして上位記事の傾向を客観的にデータ分析することのバランスがカギ。tami-coで出てくるようなデータを元にユーザーが何を知りたいのか読み解き、コンテンツに反映させていかないと、検索上位を獲得することは難しいと思います。
もちろん、「読みやすい記事にするために構成案の段階で見出しなどの流れを意識する」「コンテンツの意図・目的やクライアントの要望を理解する」「誤字脱字に注意する」といった要素も重要です。
満たすべき要素をクリアにしたうえで自分たちにしかできない記事作りを心掛けていけば、コンテンツのクオリティがより向上していくと考えています。
――tami-coをおすすめするとしたら、どのような企業が良いでしょうか。
藤嶋様tami-coは「何から手を付ければよいかわからない」という段階の企業や担当者よりも、当社のような、ある程度コンテンツ制作の知識や経験を持つ企業が「より良いものを作りたい」と考えている場合に役立つと思います。ですから、ブラッシュアップの手段を探している方へ、ぜひ推したいですね。tami-coは機能面が充実しているので、ある程度記事作成の知識や経験のある人が使う方がより効果的に使用できるのではないかと感じています。
もちろん、初心者におすすめできないわけではありません。tami-coにキーワードを入れれば知りたい情報が出てくるので、それなりのものが作成できますから。しかし、それだとキーワードを打ち込む作業に終始してしまう可能性が出てくるので注意が必要です。
当社では、「ユーザー視点を持つこと」がSEO対策上重要だと考えていますので、提示される情報からさらに一歩踏み込んだコンテンツを作成することを意識しています。
――藤嶋様がおすすめしたい機能はございますか。
藤嶋様当社では、「LSI(潜在)キーワード」や「競合の順位取得KWD一覧」の機能を中心に使っているので、これらがおすすめできる機能です。
ただし、各企業の事情や案件によって「見出し作成補助」や「ユーザーの検索ニーズ」など、重宝する機能は異なるでしょうし、「なかなかトラフィックが伸びない」「記事の検索順位が上がらない」など、課題の種類もさまざま想定されます。
いずれにしても、プラスアルファで記事のクオリティを上げ、上位表示させたいといった思いがある企業にとって、tami-coはもってこいのツールですね。
『tami-co(たみこ)』は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」作成をサポートするツールです。作成する記事のトピックにあたるキーワードを入力するだけで、コンテンツマーケティングにおいて必要な情報の調査・分析ができます。
世の中のトレンドや需要に応じたコンテンツ作成ができるためメルマガやSNS、ブログ、SEO対策などコンテンツの用途を問わず役立つツールです。
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