導入サービス:tami-co(たみこ)
株式会社Synergy Career(シナジーキャリア)は、Webメディア「就活の教科書」の運営ほか、企業への採用支援、学生への就活支援を展開する企業です。
CROCOでは、株式会社Synergy Careerの施策をサポートするため、Webコンテンツ作成支援ツール「tami-co(たみこ)」をご提供しました。
今回、株式会社Synergy Careernの代表取締役・岡本 恵典氏に、tami-coを導入した理由や実感した効果などについてお話を伺いました。
企業名 | 株式会社SynergyCareer様 |
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代表者 | 岡本 恵典 氏 |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13 桜橋第一ビル304号 |
主な事業内容 | 自社メディアの運営、企業への採用支援、学生への就活支援 |
Webサイト | https://synergy-career.co.jp/ |
――貴社の事業概要についてお聞かせください。
岡本氏弊社はWebメディア「就活の教科書」を運営し、就活生に寄り添った役立つ情報をお届けしています。
そんな弊社では、学生の文章力向上を目的とした学びの場を作るために、インターンを実施しています。
具体的にはWebメディアの記事構成案の作成やライティング(執筆)を体験して頂く内容です。こちらはリモートで実施しており、利便性が高く、学生の皆様からも好評を頂いております。
――未経験の学生に記事作成やライティング(執筆)を任せても、成果は出るのでしょうか。
岡本氏出ると思います。
私は、長年SEO対策を講じながらメディア運営してきた経験から「記事構成案を間違えず、それに沿って一定の品質を満たした文章で埋めれば、一定以上のクオリティの記事ができる」との見解を持っています。
キーワードについても、競合が多くないキーワードは無数にありますから、狙える部分は常にあるわけです。 実際に弊社はその方針で、運営メディアでは1万キーワード以上が上位表示されており、成果が出ています。
――tami-coを導入して頂いたのは何故でしょうか。
岡本氏別の有料SEOツールを使用していましたが、そこで課題が生じたからです。
当初使っていたツールには、キーワード選定機能などはあったものの、記事構成案の制作をダイレクトにサポートしてくれるものではありませんでした。
弊社のようなメディアを運営していく上で、キーワード選定は非常に重要です。
しかし、一度キーワード選定の作業を行うと、大体100前後のキーワードが集まります。この約100キーワードで記事を順次作成していくのですが、成果の出る記事を1ヶ月で100本も作成することはリソース的に難しいです。
メディア運営をしている中での作業回数を振り返ってみると、圧倒的に記事を作成することのほうが多く、選定したキーワードで上位を獲得するためには、検索ユーザーのニーズを捉えた、方向性が間違っていない記事構成が作成できるサポートツールが必要不可欠でした。
上記の理由から、記事構成を作成することに特化しているtami-coを導入しました。
また導入の大きな決め手となったのは、私が尊敬する引越し見積もりサイト「引越し侍」を運営している株式会社エイチーム(現:株式会社エイチームライフデザイン)がtami-coを導入していたことです。
SEO分野でも大きな存在感を放つエイチームさんが導入しているなら「間違いない」と思いましたね。
――tami-coを導入して良かった点を教えてください。
岡本氏導入理由で話した課題が解決できていることも良かった点ではありますが、1番は教育コストの削減でしょうね。
私は学生さんに「タイトルや文中に、読者が内容として知りたいと考えている関連キーワードを入れるように」と指導します。
SEO対策を行った経験がある方からすれば、基本的な話かと思うのですが、未経験な学生さんたちは、指示に対して納得できていないケースや読者が知りたい内容にあたるキーワードが抜けているなど、思うように作業が進みませんでした。
正直、作業と指導の反復でしか解決できないと思っていたのですが、tami-coの「タイトル作成補助機能」を使用すると、タイトルに記述したほうが良いキーワードが表示され、作成したタイトルが読者のニーズに合致しているかチェックできます。
私の指導内容の裏付けにもなりますし、基礎的な部分はtami-coでクリアできるので、指導内容のレベルを上げられたのは、組織運営者としては有難い点ですね。
tami-coを教育ツールとしても活用することで、弊社の基準を満たした記事構成案を作れる人を短期間で増やすことができるようにもなりました。
あと、嬉しい誤算としては、tami-coを使っている学生さんが積極的な姿勢になったと感じます。
学生だと、こういったツールを使用する機会は多くないらしく、ツールで分析する面白さや上手く使いこなすように試行錯誤することなどが、モチベーションを上げる一助になっているとのことです。
――tami-coを他社へ紹介するとしたら、どのような企業へおすすめしますか?
岡本氏記事コンテンツ作成をはじめ、SEOに関わる事業を行う多くの企業へおすすめできると思います。
特に、弊社のようにメディア運営を行っている企業やこれから行う予定のある企業の場合は、最も適しているでしょう。SEOのノウハウのある方や熟練したライターであれば、tami-coなしに検索上位を獲得する記事を作成することは可能かもしれません。
しかし、そういった人材は稀有ですので、メディア運営を続けていく中で「作業を分業して効率化したい」「外注化していきたい」「構成案・記事作成できる人材を増やしていきたい」といった組織課題に直面するでしょう。これを解決するためには、共通言語や共通認識など、仕組化をいかに進められるかが鍵だと考えています。
効率化・体制構築の観点からも、何らかのツールは不可欠になります。組織を拡大してSEOに取り組みたい時に、tami-coは非常に役立つツールかと思います。
一方、SEO事業をこれからスタートする企業については、教育ツールとしてtami-coが活用できるでしょう。
弊社のように、SEO人材を育てる上で、心強いサポートツールですね。
――御社は他チャネルでのコンテンツ発信にも力を入れられていますが、そんな御社が感じているSEOの強み・魅力についてお聞かせください。
岡本氏弊社はYouTubeチャンネルも運営しており、チャンネル登録者数は1.5万人で、最も再生されている動画は72万回再生されています。数字としては悪くないと考えているのですが、それでも「SEOの効果は圧倒的である」と実感しています。
弊社の場合、YouTubeで取れるリスト数が月100件ほどに対して、SEOでは月数千件単位で取れています。
また、YouTubeの再生数と記事の閲覧数(PV数)が同じでも、その価値は記事閲覧のほうが数倍高いです。転換率(コンバージョン)や、その後の動き方もSEOのほう総じて良いですね。
こういった情報は実際に、各チャネルで施策を行っている企業でないと知り得ないことだと思っています。また世の中の動きを見ても、SNSや動画チャネルのほうがトレンド性が高く、注目されがちな風潮があると感じています。
実際に、インターン応募してくれた学生さんと話すと「SEOはもう古い」「Webマーケティングは興味があるけど、SEOには興味ない」という声も少なくないです。SEOの手法は、SNSや動画と比較して歴史が長く、古いというのも事実です。
ですが「古い=効果がない」と結論づけるのは、学生さんにとっても、企業にとっても勿体ないことだと思っています。
もろろん、SEOはWEBマーケティングの1手法なので、事業内容によっては適材適所な面はあります。私はSNSや動画チャネルは、個人のファンを獲得できる方はパワーを発揮すると考えています。ですが「企業のように属人性がないメディア」であれば、SEOが圧倒的に勝っていると思っています。
なので、「今更SEO対策をやるのか…?」ではなく、WEBマーケティングのメインチャネルとして活用される企業が増えると良いなと個人的には考えておりますし、そういった情報を伝えていければとも考えております。
『tami-co(たみこ)』は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」作成をサポートするツールです。作成する記事のトピックにあたるキーワードを入力するだけで、コンテンツマーケティングにおいて必要な情報の調査・分析ができます。
世の中のトレンドや需要に応じたコンテンツ作成ができるためメルマガやSNS、ブログ、SEO対策などコンテンツの用途を問わず役立つツールです。
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