
「自社サイトのコンバージョン率がなかなか上がらない…」
「ユーザーが目的のページにたどり着く前に離脱している気がする…」
「そもそも『サイト導線』と『動線』って何が違うの?」
Webサイトの改善を担当されている方なら、一度はこうした課題や疑問に直面したことがあるのではないでしょうか。
改善策を検討する中で「導線」と「動線」という言葉を耳にすることがあるでしょう。この2つは発音が同じで混同されがちですが、Webマーケティングにおいては全く異なる意味を持ちます。
「導線」は運営側が意図する理想的なルート、「動線」はユーザーが実際にたどった現実のルートです。サイトの成果を最大化するためには、この2つの違いを正しく理解し、理想と現実のギャップを埋めることが不可欠です。
本記事では、「導線」と「動線」の違いから、成果を生む導線設計のステップ、分析ツール、具体的な改善事例までを分かりやすく解説します。
記事制作数1億本以上、取引社数5,300社超の実績
豊富な制作実績と蓄積されたノウハウで、成果につながるコンテンツマーケティングを実現。
記事制作のみならず戦略設計から運用支援まで、ワンストップで対応します。
サイトの成果を左右する「導線」と「動線」の違いとは?

サイト改善の話をすると、必ずと言っていいほど出てくるのが「導線」と「動線」という言葉です。よくこの2つを混同されているケースが非常に多いのですが、これらは似て非なるものであり、正しく理解することが改善の第一歩となります。
一言でいうと、「導線」は運営側がユーザーにたどってほしいと考える『理想のルート』であり、「動線」はユーザーが実際にサイト内でたどった『現実のルート』です。
- 導線(どうせん):サイトの設計図。ユーザーをコンバージョン(購入、問い合わせなど)というゴールに導くために、戦略的に設計された経路のこと。
- 動線(どうせん):ユーザーの足跡。ユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでに、実際にクリックしてたどった経路のこと。

この2つの違いを、より明確に理解するために表にまとめました。
| 比較軸 | 導線 | 動線 |
|---|---|---|
| 目的 | ユーザーをゴール(CV)へ導く | ユーザーの行動を把握する |
| 主体 | サイト運営者(設計する側) | ユーザー(行動する側) |
| 状態 | 計画・設計(理想) | 事実・データ(現実) |
優れたサイトとは、この「導線(理想)」と「動線(現実)」のズレが少ないサイトです。そして、動線を分析してズレの原因を発見し、導線を修正していくことが必要です。
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コンバージョンを生む「サイト導線設計」3つのステップ

では、成果の出る「導線」はどのように作ればよいのでしょうか?やみくもにリンクを貼るだけでは、ユーザーを混乱させてしまいます。ここでは、基本的な3つのステップをご紹介します。

- 目的(CV)とペルソナの明確化
最初に、このサイトでユーザーに最終的に取ってもらいたい行動(=コンバージョン)は何かを定義します。「商品購入」「資料請求」「問い合わせ」などが一般的です。次に、その行動を取るであろう理想のユーザー像(=ペルソナ)を具体的に設定します。ペルソナ設定が曖昧なまま進めるのは、誰が住むかも分からない家を建てるようなものです。必ず「誰に、何をしてもらいたいのか」を明確にしましょう。 - ユーザーの行動シナリオの想定
設定したペルソナが、どのような経緯でサイトを訪れ、どのような情報を探し、どのような気持ちの変化を経てコンバージョンに至るのか、という一連のストーリー(行動シナリオ)を考えます。例えば、「SNS広告を見て商品に興味を持つ → LPを訪問 → 詳細な機能ページを読む → 導入事例を見て納得する → 問い合わせフォームに進む」といった具体的な流れです。 - シナリオに基づくページの配置とリンク設計
想定したシナリオに沿って、ユーザーがスムーズに次のページへ進めるように、必要なページを用意し、適切な場所にリンクやボタンを配置します。ここで重要なのは、ユーザーを迷わせないことです。各ページで「次にユーザーが知りたい情報は何か」「どこへ進んでほしいのか」を考え、分かりやすく提示することが、離脱を防ぎ、コンバージョンへと繋がります。
課題発見の鍵!サイトの「動線分析」に役立つツールと着眼点

完璧な導線を設計したつもりでも、ユーザーがその通りに動いてくれるとは限りません。そこで重要になるのが、現実のルートである「動線」の分析です。ここでは、課題発見に役立つ代表的なツールと、分析の際の着眼点を解説します。
- Googleアナリティクス
無料で使える高機能なアクセス解析ツールです。特に「行動フロー」レポートは、ユーザーがどのページから流入し、次にどのページへ遷移し、どこで離脱したのかを視覚的に把握できるため、動線分析の基本となります。まずは離脱率が特に高いページを特定し、その原因を探ることから始めましょう。 - ヒートマップツール
ユーザーがページのどこを熟読し、どこをクリックしたのかを、サーモグラフィーのように色で可視化するツールです。Clarity(Microsoft社提供)のように無料で使える高機能なツールもあります。ヒートマップを見ることで、「クリックできると思われていないリンク」や「リンクがないのにクリックされている箇所」など、Googleアナリティクスの数値だけでは分からないユーザーの誤解や期待を発見できます。

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明日からできる!サイト導線の具体的な改善事例3選

理論だけでなく、具体的なイメージを持っていただくために、目的別の改善事例を3つご紹介します。ぜひ自社サイトに置き換えて考えてみてください。

- 事例1:ECサイト(目的:購入率の向上)
- Before: 商品ページから購入完了までに、カート確認、会員登録、個人情報入力、支払い方法選択、最終確認と5ステップも必要だった。
- After: 会員登録を任意にし、Amazon Payなどの決済サービスを導入することで、3ステップに短縮。カゴ落ち(カートに商品を入れたまま離脱すること)が大幅に減少した。
- 事例2:BtoBサイト(目的:資料請求件数の増加)
- Before: 課題解決のノウハウを解説するブログ記事を読んだユーザーが、次にどこへ行けばいいか分からず離脱していた。
- After: 各記事の最後に関連するサービスの資料請求ページへのリンクボタンを設置。「さらに詳しい情報はこちら」と明示することで、関心度の高いユーザーを自然にコンバージョンへ誘導できるようになった。
- 事例3:採用サイト(目的:エントリー数の増加)
- Before: 「企業理念」や「社員インタビュー」のページに感銘を受けた求職者が、エントリーするために一度トップページに戻る必要があった。
- After: 全てのコンテンツページに、ヘッダーやフッターからいつでも「エントリーフォーム」へ直接アクセスできるボタンを固定表示。応募意欲が高まった瞬間を逃さない設計に変更した。
導線設計後のコンテンツ制作もプロにお任せください

ここまで見てきたように、効果的なサイト導線を設計し、分析・改善することはサイトの成果に直結します。しかし、優れた導線という「器」を用意しても、その中身である「コンテンツ」が魅力的でなければ、ユーザーはゴールまでたどり着いてはくれません。
「導線の設計図は描けたが、その導線に乗せるための説得力のある記事が書けない…」
このような新たな課題に直面した際は、ぜひ私たちコンテンツ制作のプロにご相談ください。CROCOは取引社数5,300社超の実績を持ち、SEOに強い記事制作からサイト改善コンサルティングまで、幅広くお客様のビジネスを支援しています。
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まとめ:導線と動線の分析・改善サイクルを回し続けよう
Webサイトの成果を左右するのは、運営側が設計する理想の「導線」と、ユーザーが実際にたどる現実の「動線」の差をいかに縮めるかです。
まずはサイトの目的とターゲットを明確にし、ユーザーの行動シナリオに基づいた戦略的な導線設計を行いましょう。その上で、Googleアナリティクスやヒートマップツールなどを活用して現実の動線を分析し、ユーザーがどこで迷い、離脱しているのかを特定することが重要です。
分析結果に基づき、リンクの配置や購入フローの見直しなど、継続的な改善を繰り返すことで、コンバージョン率は着実に向上します。「導線」と「動線」を正しく理解し、サイト改善の第一歩を踏み出しましょう。
サイト改善に関するお悩みは、いつでもCROCOにご相談ください。




